定年後、全員が、65歳まで、あたりまえに働く時代になりました。

定年後に、どのように働くかを具体的に考えたことはありますか?

先に定年を迎えた先輩のは、職場の補助的役割を担っていた方も多いかもしれません。

でも時代は変わりました。

再任用制度が導入され、業務の効率化、人員削減がすすむ職場に
補助要員は必要ありません。

職場の所定の定員の一人として
周囲の期待に応えて役割を果たして「しっかり働く」ことが求められます。

その一方、再任用後は定年前と違う役割も期待されます。
「なんとなく、これまでの延長」ではなく、再任用職員として
「しっかり働く」とはどういうことか、改めて、考えることが必要です。

本研修では、再任用スタートの前に、
改めて皆さんに立ち止まって考える機会を提供たします。

長年多くの自治体で継続実施してきた内容を
より多くの方にご提供できるよう作成したeラーニングプログラムです。

研修終了後のご意見

※集合研修で実施した際に頂戴した受講生及び研修ご担当者からご意見いただきました。

受講生の声

      • これからの後輩のためにも頑張ろうという気持ちなった。
      • 具体的な事例をふまえての説明は非常にわかりやすい内容であった。
      • 再任用職員としての心構えができた。
      • 60歳以降も職場から期待されていることを知り、やる気になった。
      • 講師の体験に基づく話は興味深く、働き続ける意味を考えさせられた。
      • 働く理由、自分の立場等考えることができた。
      • 当市の制度が恵まれていることがわかった。

研修ご担当者の声

      • 受講者の満足度も高く、制度理解、働く意欲の向上など、多くの受講者にとって有益な研修でした。
      • 「改めて自分の立ち位置を考えるきっかけとなった」などアンケートで前向きなコメントを多数得られ貴重な機会になった。
      • 厳しい内容にもかかわらず良い評価の受講生が多く、これをきっかけにしっかりとお仕事をこなしていただけたらと感じた。

研修の概要

研修のねらい

本研修では、定年後について、正しい情報を知り、自分で考えることにより「しっかり働き、貢献する」ための意識を高めてまいります。
多くの方が、再任用を選択されます。しかし、他の進路(再就職や独立)の情報を集めて、比較検討した上で選択したわけではないので、進路への納得感や、60歳以降に「しっかり働き、貢献する」という意識が高まっていません。それどころか、処遇水準が下がることからモチベーションを下げていることが多いのです。
研修では、自分で考えるための材料をご提供いたします。これまでの講師の指導経験から、多くの方が人から伝え聞いた正しくない情報や、思い込みで、60歳以降の印象をお持ちです。正しい情報を知ることが大切です。

進め方

正しく知った上で、自分は「理由 なぜ働くのか」「進路 自分の進路を理解する」「働く いかに働くか」を改めて考えます。
定年前に受講する場合はもちろん、再任用後に受講する場合も、同じ順序で考えていただきます。なぜなら、ほとんどの方は、忙しい中、立ち止まって考える機会も無く「しっかり働く」ことが腹に入っていないからです。改めて考えて納得いただくことが大切です。

理由 = 60歳以降も働く動機を確認します。動機があいまいなままだと、「しっかり働く」ことを考えようとしても、そもそも 「なぜ働くのか」が整理されていないので、そこから踏み込んで「しっかり働く」まで考えが至りません。先輩の世代のイメージから、なんとなく楽観的に考えていることが多いのです。年金が60歳から支給されなくなった厳しい環境を正しく知り、自分自身の働かねばならない+働きたい動機を考えます。

進路 = 再任用は定年後の最善の選択肢の一つであるにもかかわらず、多くの場合、処遇の低下など、デメリットばかりに目がいって、不満を募らせます。一方、様々なメリットは「あたりまえ」のように思えて、メリットと認識されておらず、そのままでは「しっかり働こう」とは思えません。本研修では、世間の再雇用や、再就職をした場合との比較から、再任用のメリットも知っていただき、自分の選択した進路を正しく理解します。

働く = ここまでで、自分が働く理由、再任用が自分にとって意義のある進路であることを確認してきました。このような納得ができて、初めて「ここでいかに働き、貢献するか」を考えることができます。そして、そのように働くことが長く歩んできた職業生活の締め括りを充実して過ごすことにつながるのです。

そして「長い職業生活を締めくくる」
仕事について、立ち止まって考える機会を持ち、60歳以降の仕事に臨むことは大切なことです。60歳からの5年間は短いようで長いのです。晩年に職業生活を振返ったとき、60歳からの5年間が最初に思い出されます。その5年間がつまらない時間であれは、自分の人生はつまらないように思われます。職業生活の締め括りである5年をいかに過ごすかで、人生における仕事の第一印象が決まるのです。
締め括りの5年間に、役割を果たし、貢献し、協力し、人と人の間で充実して生きることが人生の充実と幸せにつながります。

eラーニング版 カリキュラム

動画で講義を聴いた後、講義のテーマごとに立止って、自分自身で考える個人ワークの時間を設けます。聞くだけでなく、自分で考えることにより、理解を深め、進路に対する納得感を高めます。進路に納得してこそ、「しっかり働く」気持ちをつくることができます。
個人ワークの後の動画で、様々な自治体で多数の受講生を指導してきた講師の経験から、個人ワークに対する解説と講評をいたします。

所要時間 講義の動画視聴 : 約3時間  個人ワーク : 約20分

サンプルページはこちらからご覧いただけます

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